ウェビナーといえばZOOM!ってことはありませんが、そのぐらいZOOMでウェビナーを利用されるケースが増えていると思います。
ZOOMウェビナー配信操作を業者に依頼するケース、自分たちで操作を行うケースがありますが、ご相談をいただいている案件では、自分たちで操作してZOOMウェビナーを利用して学会を行うケースが100%です。
正直なところZOOM操作、ちょっと事前に練習すればバッチリできてしまいます!最近実施した学会でも学会事務局の方がZOOMホストを操作し、上手に運営されておりました。
業者に操作依頼すると最低でも6万円~はかかるようですのでコスト面を考えても自分たちで行うケースが増えていると考えています。不特定多数に向けて配信する場合は依頼するのかもしれませんが…
前置きが長くなりましたが、多くのZOOMウェビナーを利用しての学会を開催しているサイトでは、ZOOMアプリで行うケースが大半だと思います。弊社の学会システムでは、この度、ZOOMをページ内に埋め込むことにしました。
ZOOMをシステム内に埋め込んだメリット
・ZOOMアプリのインストールが不要(参加者の敷居を下げる)
・参加時の名前を揃えることができる(ログイン情報をもとに参加者の名前を指定)
・学会システムとZOOMアプリの行ったり来たりする必要がない
・ページを開ければ自動的にZOOMウェビナーに参加する
ZOOMウェビナーって埋め込んで、アプリと同じ動作できるの?
はい。できます。ZOOMの基本機能として用意されております。
どんな感じのページ構成になるの?
普通にWEBページの間にZOOMウェビナーがすっぽりと入ります。
「ZOOMアプリで起動する」をクリックすれば、ZOOMアプリへの誘導も可能です。
まあ、どうってことない感じです。違和感なしです。
スマートフォンで音声がでないとかあるかもしれないのでその場合は、ZOOMアプリを利用するように誘導すればOKかと思います。
実際の利用率はどうだったのか?
まあ、ざっくりと2/3ぐらいはシステムを利用して視聴していたという結果でした。
いちいち、ZOOM起動しなくてよいですから楽ちんです。
これからの便利で簡単なWEB学会システムに機能をバージョンアップしていきたいと思います。
追加
2021/7/27 Zoomウェビナーを埋め込んだ際に従来はギャラリービューはできませんでしたが、新バージョンでギャラリービューに対応しました。
WEB SDKの影響でアクセスしたときは、スピーカービューとなるようです。ホストでギャラリービューにすればギャラリービューにもなります。
2021/10/18 非対応環境
Mac+Safariでの視聴、iPhone/iPadでの視聴は、音声が流れません。Zoomアプリのご利用となります。Mac+Google Chromeは問題ありません。
2021/11/12 WordPress上のユーザーがパネリストと同じメールアドレスで視聴した場合
「有効なTKを入力してください」と表示されます。パネリストの個別招待URLの入力が必要でZoomの動作仕様となります。
カスタマイズしてどうにか…ってできそうですが、手間などを考えると「パネリスト」に登録されているメールアドレスを本システムに登録しないほうが運用的にはシンプルかなと思いました。
2022/12/29 Zoom APIのJWT対応の終了に対するZoomプラグインの対応ですが、JWT有効期限前にアップデート版をリリースするとのことでした。
WordPressでZoom埋め込みを利用してみたいと思ったら…
日本からだと弊社でしか利用している人はいない!?(そんなことないかと思いますが。)かもしれません。
英語になりますがサポートやカスタマイズも行ってくれます。
2022年12月29日時点でZoom APIのJWTの終了宣言が出されていることに問い合わせしたら、JWTの終了前にアップデート版をリリースするそうです。
eLearningevolveでWordPressにZoomを埋め込むプラグインを提供しています。